美容コラム

水をあまり飲まない人とたくさん飲む人の肌の違いは?

 

美容のために、水をたくさん飲むと良いことは知られています。

でも、「たくさん飲むと肌にいいことは知っているけれど、つい、飲み忘れちゃう」という人もいますよね。

水をあまり飲まない人は、肌がどんな状態になるのか気になりませんか?

水をあまり飲まない人の肌に共通することと、水がどうして美肌に必要なのかを美容家の視点からお伝えします。

 

水を飲まない人と、
たくさん飲む人の肌の違い

水をたくさん飲む人と、あまり飲まない人では、肌にどんな違いが出ると思いますか?

フェイシャルエステの施術をしていると、お客様の肌の状態から、体に必要な水分をしっかり摂れているか、あまり水分を摂れていないかがわかるほど、肌に違いが出ます。

 

水をしっかり飲んでいる人 水をあまり飲まない人
透明感がある
潤いがある
弾力がある
吹き出物がでにくい
くすんでいる
超乾燥肌
シワ・たるみがでやすい
吹き出物がでやすい

 

なぜ水をあまり飲まないと
美肌になれないの?

水分不足で肌の状態が悪くなるおもな原因は2つあります。

 

1.血液がドロドロになる

飲み物として体に摂り入れた水は、腸で吸収されて血液やリンパ液などの体液となって、体のなかを巡ります。

さらに血液の半分以上を占める血しょうは90%以上が水分。なので、水をあまり飲まない人は、血液もドロドロになりやすいんです。

血液がドロドロになると肌の新陳代謝が悪くなり、肌細胞も元気がなくなってしまいます。

なぜなら、血液には次の役割があるからです。

  • 細胞に栄養素と酸素を運ぶ
  • 老廃物を体の外に排出する

体が必要とする水分をしっかりとると、肌のターンオーバーを正常にして、肌細胞が元気になることにつながります。

 

 

2.汗がでにくい

水分をあまり摂らないと、汗をかきにくくなりますよね。汗の量が減ることは、肌に次のような影響があるんです。

  • 毛穴から、汗と一緒に老廃物を排出できなくなる
  • 肌の皮脂膜(天然の保湿クリーム)が作られなくなり、潤いがなくなる

だから、体内の水分不足が起きると、老廃物が溜まりやすくなったり、肌が乾燥しやすくなるんです。

 

<皮脂膜とは>

汗と皮脂が混ざり合ってできる、肌表面に作られる膜。

皮脂膜があることで、肌の乾燥を防ぎうるおいを保ってくれます。

 

 

 

水をあまり飲まない人の
4つの肌タイプ

たくさんの女性の肌のサポートをしてきたなかで、水をあまり飲まない人の肌には共通した特徴がありました。

よく見られたのは次の4つのタイプです。

  1. パサパサくすみ肌
  2. 超乾燥肌
  3. 吹き出物(ニキビ)肌
  4. ギトギトくすみ肌

肌タイプ別に原因と、水分の取り方について説明しますね。

 

1.パサパサくすみ肌

30代以上の、肌の油分が少なくなる年齢の人に多いのが、パサパサしてくすんだ肌。

体内の水分不足により肌がパサついていることに加えて、透明感のないくすみ肌に。

血液がドロドロしていると、肌の表面にある毛細血管の色がくすむため、その影響で肌色がくすんでしまいます。

 

一日に水を飲む量と飲み方

一日に1.5リットル~2リットルを目安にこまめに飲んでください。水はできれば常温、もしくはあたためた水で。

「喉が乾いたな」と思った時は、すでにかなり体に水分が足りていない状態です。喉が渇く前に飲むのがベストなので、1時間おきにコップ1杯程度を意識的に飲むようにしてみてください。

 

2.超乾燥肌

内臓が疲れている人、成長ホルモンや肌をきれいにするホルモンが出しにくくなっている人に多いのが、過度の乾燥肌。乾燥肌が進むと、パサパサを通り越して、肌が硬くゴワゴワしている人も。

スキンケアによる保湿をいくらしても乾燥しちゃう人は、このタイプです。

「乾燥肌」と聞くと、皮膚の表面から水分が失われているイメージを持つ人も多いかもしれません。でも、体内の水分不足でも肌は乾燥します。

体内の水分が少ないと、血液により酸素や栄養が運ばれにくくなって肌の保水力が弱まるなど、様々な原因から乾燥肌になりやすい状態を作ります。

 

一日に水を飲む量と飲み方

一日に1リットル~1.5リットルを目安に飲んでください。一度にたくさん飲まずに、ちょびちょびこまめに飲むようにします。

超乾燥肌タイプは、内臓が疲れているケースが多いので、水を一度に大量に飲むと体が冷えてしまいます。

せっかく水分を補給しても、体が冷えることで逆に代謝を悪くしたり、ますます内臓を疲れさせてしまいます。

また、このタイプの人はあたたかい水の方が好ましく、食事中に水を飲むのも避けて、水を飲むなら食後がおすすめ。

食事中に水を飲むと胃液を薄めてしまうため、内臓に負担がかかるからです。

 

 

 

3.吹き出物(ニキビ)肌

皮脂腺が活発な10代・20代の人や皮脂腺が活発になる食生活の人、夜更かししがちな不摂生の人によく見られます。

 

<皮脂腺が活発になる食べ物一例>

乳製品、揚げ物、甘い物、ナッツなど

 

老廃物がしっかり排出されないために皮脂腺が詰まり、吹き出物(ニキビ)ができやすい状態になっていることが原因です。

 

一日に水を飲む量と飲み方

一日に1.5リットル~2リットルをこまめに飲みます。

便秘をしている場合は、起きたらすぐにコップ1杯の常温の水を飲むのがおすすめです。

 

4.ギトギトくすみ肌

皮脂腺が活発な10代や20代の人、皮脂腺が活発になる食生活の人によく見られます。

老廃物が排出されず幹線と皮脂腺に老廃物が溜まることで、肌がくすみます。

汗が出なくて皮膚から熱を逃がすことができないので、透明感のないギトギトした肌に。

このタイプの人は、常に肌が若干ほてっている場合が多く、肌が赤っぽい人もいます。

 

一日に水を飲む量と飲み方

一日に1.5リットル~2リットルをこまめに飲みます。

吹き出物肌の人と同様に、便秘をしている場合は、起きたらすぐにコップ1杯の常温の水を飲むのがおすすめです。

また、毛穴から汗をかきやすくするために、お風呂で湯船につかる前に常温の水を飲むのも効果的です。体が冷えているときは白湯を飲むと、体があたたまって、より汗が出やすくなります。

長湯できるなら、入浴中にちょびちょび飲むのもいいので、試してみてください。

 

 

水をたくさん飲んだ方が
肌がきれいになる理由

一日に必要な量の水分を摂ると、お肌には次のような効果が期待できます。

  • 肌に透明感が出る
  • 肌の新陳代謝(ターンオーバー)がスムーズになる
  • 肌の水分量があがる

 

肌に透明感が出る

水をしっかり飲むと、血液やリンパ液などの体液が循環しやすくなるので、体に不要なものや毒素をちゃんと体の外に出せる体になります。

汗をかけるようになれば、毛穴から汗と一緒に老廃物を排出することもできます。

肌は、血管、細胞、リンパ液の色が透けているので、老廃物がちゃんと排出できるようになれば、肌に透明感が出てきます。

 

肌のターンオーバーがスムーズに

水分をしっかり摂ると血液がサラサラになるので、酸素と栄養が細胞にきちんと届き、細胞分裂が活発に。

肌の新陳代謝がスムーズになるので、肌トラブルが起きにくい肌になります。

 

肌の水分量があがる

体内の水分が十分にあると、血液により酸素や栄養が肌細胞までしっかりと運ばれます。すると、角質の保水力が高まり肌の水分量があがります。

また、汗をかけるようになると、肌表面に皮脂膜を作れるようになり、肌の乾燥を防ぐことができます。

 

 

美肌のためにおすすめの
水の飲み方

せっかく肌のために良い食事やサプリメントをとっても、お水の飲み方が悪いと結果が出づらいことも。

どの肌タイプにも共通する「水を飲むときのおすすめの方法」を紹介します。水を飲むときに、試してみてくださいね。

 

寝る前に水を飲む

寝る前に、コップ一杯の水を飲むのは、意外と大事!

寝ている間に体の水分が足りなくなると、血液がドロドロになって睡眠中にしっかり肌の修復ができなくなるからです。

 

カフェインを摂ったら
同量の水をプラス

コーヒーや紅茶も「水分」ですが、カフェインは利尿効果があるので水分が体の全身にまわりません。

細胞までお水が運ばれずに排出されてしまうため、老廃物を排出できない水分なんです。

そこでカフェインを摂ったら、ぜひやってほしいのが、カフェインと同量の水を1日に摂る水分量にプラスすること。

例えば……
コーヒー1杯(150cc)を飲んだ日は、1.5リットルの水を飲むところを1.5リットル+150ccの水を飲みます。

 

 

麦茶などノンカフェインの
お茶はOK?

一日に摂る水分は「水」が理想的ですが、「水ばかり飲むのは飽きてしまう」人もいますよね。

1日に水を1.5リットル飲むのがキツイ方は、ノンカフェインなど利尿作用のない水分であれば、水の代わりに飲んでOK。

ノンカフェインのお茶には、麦茶・ルイボスティー・コーン茶・杜仲茶・柿の葉茶などがあります。

ハーブティーはノンカフェインですが、利尿作用があるものもあります。ただし、ハーブティーの利尿作用は、カフェインによる利尿作用とは違って、「体に余分な水分」を排泄してくれます。そのため、ハーブティーも水の代わりに飲んでも大丈夫と考えられています。

参考:https://www.alpina-water.co.jp/blog/water-health/5029.html

 

ですが、肌を綺麗にするための水分補給なら、やっぱりお茶ではなく「水」を飲むのが一番おすすめです。

 

 

美肌作りにおすすめの水

肌をきれいにする水は、「元気なお水」です!

 

元気なお水とは

  1. 塩素などの不純物が除かれている
  2. ミネラルが残っている

 

時どき、塩素などの不純物を取り除くときに、ミネラルが一緒に取り除かれている水も見かけます。

水を選ぶときは、自然な形のミネラルが残っているかもチェックしてみてくださいね。

とくにわたしがおすすめしているのは、水の分子(H2O)の集合体が小さいもの。

現代の水は、激しい汚染のために水の分子が結合して、H2Oの水分子が15~25個くっついて大きな塊になっているんです。

この水の分子が小さいと水が超振動をおこすので、細胞の酸化を抑制したり、細胞が活性化するなど、肌にとって嬉しいことがたくさんあります。

わたしがおすすめしているのは、そんな水分子の小さいお水を自宅で手軽に飲める浄水器です。

気になる方は、「【美容と健康におすすめ】超振動の元気な水「素粒水」」をチェックしてみてくださいね。

 


美肌のために、水を飲むことが大切なので、「いつも、あまり水を飲まない」という人は、ぜひ意識的に、こまめに水を飲むようにしてみてください。

でも、水をたくさん飲むだけで肌がきれいになるのか、というと、そうは言い切れないんです。

食事や睡眠、ストレスのない生活も、肌に大きな影響を与えるからです。

もし、きれいな肌を手に入れたいなら、「水を意識的に飲む」ことだけでなく、ぜひ、食事や生活習慣も見直してみてくださいね。

 

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